こんにちは！
三重県松阪市を拠点に、土木工事や左官工事、外構工事を手掛ける株式会社コタケンです。
左官職人ならではの道具や特徴ある道具など、左官工事では、職人がさまざまな道具を駆使して施工しています。
コテやコテ板など基本的なものから専用道具まで、今回は、左官工事で活躍している道具をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください！
左官工事で使う基本的な道具
まずは、左官工事で使う基本的な道具をご紹介します。
左官工事といえば、まず思い浮かぶのは「コテ」ではないでしょうか？
コテは、壁を塗るときに使う道具です。
作業内容や材料の種類によって、さまざまなコテを使い分けています。
・タイル張りやレンガを積む場合に使う「レンガゴテ」
・材料がコンクリートの場合に最適な「木ゴテ」
・細かい作業をする場合に使用する「目地ゴテ」や「柳刃ゴテ」
・中塗りする場合の「中塗ゴテ」
・仕上げに使う「仕上げゴテ」
などがあります。
コテとセットで使う基本道具に「コテ板」があります。
絵画でいうパレットのような役割です。
コテ板に塗り材を乗せ、片手でコテ板を持ち、もう片手でコテを持つという使い方をします。
また、容器から材料をすくう「ひしゃく」は、メモリ付きであれば計量もでき、希釈にも使える便利な道具です。
コテなど道具を洗うときや水を運ぶときなどに使用する「バケツ」も、一般的なものではなく、非常に頑丈で工事現場専用のものを使用しています。
左官職人が匠の技で扱う職人道具
壁といってもさまざまな表情があり、まさに芸術作品ですよね。
左官職人は専用道具を駆使して、一つ一つ手作業で壁の表情をつくりだしています。
和風な壁で使用することが多い「クシ目ゴテ」は、先端がギザギザになっており、横に引けば、横向きのスジが入った「校倉」のパターンを演出できます。
使い方やコテの種類によってもさまざまな表情をつくりだすことが可能です。
また、伝統的な手法として、「竹ぼうき」を使ってパターンをつけることもできます。
「ローラー」も左官職人に欠かせない道具です。
凸凹の模様が特徴の「専用ローラー」を使うと、伝統的なパターンからレンガ調・木肌調まで、バラエティに富んだ壁の表情を演出できます。
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